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続 椅子に坐ろう 退屈編

  • 8月1日
  • 読了時間: 2分

和尚の雄道です、こんにちは。


前回、椅子坐禅について触れしましたが、

今回は、実際に行ってみて、坐禅中に感じる「退屈」について触れます。


「退屈」

それは苦痛な時間



刺激がない事に、人間は耐えられません。


多くの人がそうである様に、私も「退屈」は苦手です。


『暇と退屈の倫理学』 國分功一郎 新潮文庫

という本がありますが、


一部を荒く要約すると、

「人間は、科学技術が発達し、「暇(ひま)」が出来たけど、

その「暇」を「退屈」にならない様に、

「興奮」という刺激で埋めている。」

と言った様な事が、書いてあります。


要は、

かまどに薪をくべ、火をつけ、釜でご飯を炊く手間を炊飯器が変わってくれて、

時間が空いた。

たらいに水を張り、洗濯板でごしごし服を洗う手間を、洗濯機が変わってくれて、

時間が空いた。

たくさんの手間が省けて空いた時間、

それが全て「退屈」になってしまった。


そして、「退屈」な時間が苦手な多くの現代人は、

空いた時間にスマホを使い、刺激的な動画を見て、「退屈」を埋めているというわけです。


電車に乗ってみても、全ての乗客がうつむいてスマホに夢中。


スマートフォンは、

『いかに「退屈」ぎらいな人間に、刺激を与え、興奮させて、その眼を長い時間、画面に向けさせるか。』

という目的の為、世界中の天才達によって、作られた機器ですから、

それも仕方のない事でしょう。


スマホを頭ごなしの否定するつもりはありませんし、

現代に生きていて、スマホなしで生活し、仕事をするのはむしろ苦難の道でしょう。


しかし、

そんな「退屈」を嫌い、「刺激」を求める我々とって、

「坐禅」は、役立つものだと思っております。


という事で、

次回は、「なんで私が「坐禅」をおすすめするのか?」

その点に触れていこうかと思います。



 
 
 

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