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四年が経ちました

  • 執筆者の写真: 住職
    住職
  • 2024年4月1日
  • 読了時間: 3分






和尚の雄道です、こんにちは。


ここ数日、ようやく春めいて参りました。


寒いと思えば暑くなり、温かくなったかと思うとまた凍え。。


まったく、大自然の手の平で踊らされている心持ちです。



さて当ブログも、開設して四年目となりました。


「泉龍寺の様子を皆さんにお伝えする」という大義名分を掲げながらも、

実情は、取るに足らない様な事をつづってきたものです。


「ブログ見てますよ。」というお言葉を戴くたび、

こっぱずかしく、真っ赤になった顔で、

「見ないでください。」と

お相手を困惑させる事を申し上げております。


私自身は、周りの事や自身の事を外へと発信するのを得意とはしておりません。


ただ、ものを考えること自体は好きです。


一つの事を、ああでもない、こうでもないと考えて、

自分なりの結論にたどり着くことが好きで、

納得できる結論に至ると、一人ニヤニヤしています。


改めて振り返ってみると、気持ちの悪い奴ですね。


更にもう一つ、私は歴史が好きです。


世界史、日本史、政治史、文化史こだわらず、

過去の人類の足跡をたどり今に活かすことの出来るのは、現代を生きる者の特権でしょう。


歴史学を学ぶ友人が以前、

「人間は、人生を後ろ歩きで進まねばならない。」と言っておりました。


別に、その後ろ歩きが健康だから、という事ではありません。


未来は見えない、という事であり、

歴史という過去は見えるということです。


歴史を学ばないということは、

後ろ歩きで、更に目隠しをして歩く様なものなのかもしれません。



ところで、私も禅宗の坊主を名乗る者の端くれらしく、

「自分が何者であるか?」という問いは常に抱えて過ごしております。


月に二回程度の頻度で、

その時に気になったことをブログとして文章にしたためる。


何にも浮かばなくても、無理やりにでも絞り出して何かしらまとめる。


それを重ね上げていくことで、私の頭の中身の歴史が残り、

後々「自分とは何か?」という問いに挑む手掛かりになるのではないかと思っております。


このたった四年間だけでも、改めて読んでいくと自身の中の変化に驚かされます。

そこには良き変化も、悪い変化もあり。

「自分はこういう人間だ。」という決めつけは意外にあてにならないものです。




まさに自分本位な理由で始めたこのブログ、

もしよろしければ時々にでもお付き合いいただければと存じます。


お読みになって、

「こいつ浅いな!」と思われるのは、全くかまいませんし、

真実ですので、心にしまっておいて下さい。

あえて本人にお伝えいただかなくとも自覚症状はございますので、

お気遣いなく。


ただ、その時私の紹介しようとしている内容を浅いものと誤解だけはされませんように、

これからも御笑読下さいませ。





 
 
 

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​雨寶山 泉龍寺
泉龍寺は富士、八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳を三方に仰ぐ自然豊かな山梨県北杜市に位置する禅寺です。
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