
住職の雄道です、こんにちは。
一日のお勤めも無事終わり、夫婦仲睦まじく過ごす食卓。
何気ない会話が繰り返される中、
「このイワシのから揚げ美味しいね!」
と私が言った瞬間。
先程まで、笑顔で話していた妻の顔から、一瞬の内に表情が消え失せ。
「これカレイ。」と一言。
それ以降、何を話してもこちらを憐みのこもった眼差しで見つめてきます。
信用を積み上げるのは大変な割に、
失うのは実にあっけないものですね。
テレビで有名人の方が、謝罪会見をしたり、
場合によっては、警察のお世話になる様子を拝見することがありますが、
これは対岸の火事ではないのかもしれません。
このブログを書いているさなかも、彼女の私に対する、可哀そうな人を見る様な視線が刺さってきます。
「青身魚と白身魚の区別もつかない人」、一度張られたレッテルは中々自分の手では剝がせません。
責任ある立場に就くと、その立場に相応しい行動を求められるもの。
住職として求められる振る舞いを身に着けていきたいものです。
取り合えず、私はこれから何か衣の付いたものを頂く時は、
それがどのような食物でであるかを確認の上、感想を述べようと猛省しております。

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