
住職の雄道です、こんにちは。
いきなりですが、コロナにかかりました。
ここ数年、ストップしていたご縁のある県外のお寺の行事に参加をしておりましたら、
どこかのタイミングで貰ってしまったようです。
マスクをし、消毒をし、人混みを避けていても、かかる時はかかるものなんですね。
何か鼻がむずむずして、喉が痛いなぁ、と思っていたら、
ある日凄まじい倦怠感と咳に襲われ、まさかと思ってお医者に行くと、
「うん、コロナですね。」とあっさり。
その日と翌日は布団から起き上がれず、ずっと寝ておりますと、
今度は妻にも熱が出て、陽性反応が。
その様なわけで、夫婦そろって、外部との繋がりを絶ち、自己隔離の日々を未だ過ごしております。
病気になりますと、普段の当たり前の日々が、どんなに恵まれていたか身に沁みますね。
人との繋がりは絶たれ、食欲もなく、身体も思う様に動かない。
失われてみないとわからない事ばかりでした。
そう考えていくと、
熱にうなされ、喉の痛みに耐え、関節痛に苦しみに耐えながらも、
それもこれも全て、生きていればこそなのかな?
と感じております。
「コロナをいただいて、ありがたい。」
とまではなかなか言えませんが、
健康のありがたさ、日常のありがたさを身をもって教わる好機だったとは思っております。
とはいえ、それも無事の今があればこそ。
皆さんご自愛ください。

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