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庫裏玄関に、手すり設置

 常々、伽藍の維持管理でお世話になっている棟梁にご相談の上、庫裏の上りかまちに手すりをつけて頂きました。明治の十年代、十八世 朴順和尚代に窪長沢の輿水家から購入移築の建物で、尓来約120年、時代の変遷の中で幾度の改変の手が加えられて参りました。今回の造作は至ってささやかなものでありますが、「旧い皮袋に新しき酒を盛る」といった意味で、また新時代の先触れにもなってくれるのではないかと、心密かに思いやっております。トイレ、洗面所をはじめ、まだまだ体にご不自由のある方々への配慮が不十分であること、日頃より痛感しているところです。いっぺんにというわけにはいきませんが、少しでも多くの方々に安心してお詣り頂ける集いの場を目指して、ご来参、ご参詣の皆さんからも様々なお知恵をどしどし頂きたくお願い申し上げます。




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