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平成31年春季大般若会


 前略 彼岸の入り十八日(月)に、恒例の大般若(だいはんにゃ)祈祷(きとう)法会(ほうえ)が本堂にて相勤まりました。お手伝いの和尚様方に加え、大勢のお檀家の皆さんのご来詣を得て、この一年の家道興隆、お互いの身体堅固や国土の平穏を、共に祈念致したことであります。残念ながら、住職は数日前より左膝を痛めて、五体投地の拝礼がかなわず、法要前のご挨拶だけで退出し、かわって若方丈が初中後、恙なく勤め切ることができました。お蔭様であります。さて、その大勢の関係のお方々の、向上心の賜物と申し上げて良い「お札」と「お守り」、更にお供物の品、ここに同封申し上げます。大般若のお札は札差しにお納め頂き、旧年のお札とのお取り換えを願います。  本年は四年に一度の「お塔婆の回収とお焚き上げ」が、歳晩に予定されております。特別にご連絡なければ、九月のお彼岸に建立の新塔婆を残して、他は撤収させて頂きますので、ご承知おき下さい。  長崎から桜開花の報が昨日届きました。山里では待ちに待った春本番の第一報であります。皆々様のご安泰とご清祥を心より念じ上げております。先ずは、右お知らせまで。                                     謹言 平成三十一年春彼岸会中




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