top of page

境内の夕顔、その住人

 やっと、九月も半ばに入って、家人の丹精になる夕顔の花が「白露の光そへたる」とばかり、日没後の庫裏の南側に咲き誇っています。京も「五条のわたり」といって、しもじもの家々が軒を連ねるあたりで光源氏と夕顔の出逢いのように、気取りのない、サッパリとした花の風姿が有明の月の下、四十、五十と数を連ねると、洵にあやしく壮観です。その花影の中に、見れば蛙(かわず)が数匹。よくよくご覧下さい。





Comentarios


bottom of page