続 続 椅子に坐ろう 坐禅の意味
- 6 日前
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住職の雄道です、こんにちは。
前回に引き続き、坐禅についてお話いたします。
よく聞かれる質問ですが、
「坐禅をして、何の意味があるの?」
というものです。
昭和生まれの私は、学校で、
「しっかり勉強して、いい大学に入りましょう、
そして、いい職業に就いて、いい人生を歩みましょう。」
という様な価値観に随分と影響を受けて生きてきました。
将来の為に、今これをやる。
毎日毎日、将来の目標の為に過ごし、
日々階段を上る様にステップアップし、上へ上へと成長を図る生き方。
別にその生き方を否定するつもりはありませんし、
人生の中で、自分にとって価値のあるものを、自ら決めて、
それを目指す事は、素敵な事だと思います。
しかし、「意味」を求めすぎて、
いつも「意味」にとらわれてしまっているのも我々人間です。
その点、「坐禅」は「万事を休息するもの。」
「意味を見出す事」もお休みします。
「体の力み」をお休みし、リラックス。
「頭で考える事」もお休みし、
お休みすると死んでしまう「呼吸」だけは休まないのが坐禅です。
当たり前の事ですが、
どんなにリラックスしても、
頭で考えることを休んでも、
体の臓器は、懸命に活動を続けます。
肺は空気の出し入れを、
心臓は、体中に血液を巡らし、
食道、胃、小腸、大腸は消化活動に努めて、
頭が休んでいても、働き続ける。
自分の意志で生きている様に感じているかもしれませんが、
実際は、自身の意志などお構いなしに、体に生かされている事を思い知らされますし、
「あれこれ考え、悩んだりしなくても、生きているものなんだなぁ。
逆に、頭を使って思い悩んで必死に幸せを求めずとも、
これ、このままで充分なのかもしれないなぁ。」
と不思議な納得感があったりします。
しかし、その様な事を考えている内はまだまだ頭を休めていない証拠で、
更にそこからお休みしていくのが坐禅。
まぁ口で言うより、実際に行っていただくのが一番。
5分でも、10分でも構いません。
ぜひ椅子に坐ってみましょう。
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